夕べ、1本の電話があった
大阪に就職した、インドの卒業生から。
どうやら、ダンナが送ったメールの中に彼女のアドレスもあったらしい。
インドウィークのステージのビデオと写真、他の写真も全部見たと。
喜んで電話をくれた。
スリランカの卒業生も、休みで帰国前、
ようやく見たMailで、スリランカウィークのビデオと写真を見たと
関空から電話をくれた。
いつもの明るい彼とは違って、声を詰まらせていた。
ダンナは、あの夜、2時まで写真とビデオの修正などをし、
翌日、仕事の合間に仕上げて、夕方メールを60本位出した。
金曜日だったせいか、いつものことか、一本の返事も無かった。
電話は、とても嬉しかった。
面接官として来ていた三重県に就職したインドの学生も
そこにいながら見れなかったので、CDにして持たせた。
彼女は、来る前に、電話をくれた。
会場で会いましょうと言っていた。
もう一人、気になって電話をした。
彼は、卒業してこの町を離れる時、
日本にいる間、この電話番号は変えない・・・
と言って、去っていった。
遅くなったけど、明けましておめでとうと言われた。
彼のその後の会社での生活が見えるようだった。
インドのお母さんにも、ビデオと写真を入れたから伝えてね、っと。
お母さんは、待ちに待っている。
インドは、国も人の心も日本から遥か遠い。
メールも便利だけど。
あの時の電話も嬉しかった。
ずっと前の、あの時も。
ちょっとしか話せなくても、切りがたい思いだった。
*美しい紅茶の写真は
リンアンさんからお借りしました