通り過ぎる風

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ベトナムのお母さん

朝、仕事場の準備をしていると
アパートに滞在中のベトナムのお母さんが
一人で出かけていきました
バイトが休みの日、隣町まで連れて行ったり、
市内のデパートに連れて行った子ども達でした
まだまだ暑い最中にやってきて「日本は涼しい!」と

ベランダで水撒きをしていると
隣から手を叩く音が聞こえました
近所のおじいちゃんと鯉に餌をあげていました
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ダンナと同じ歳のお母さん
「じゃあ、ベトナム戦争の真っ只中でしたね」とダンナ
「良く知ってますね」とお母さん
娘さんは、知らないようです
緑深いベトナムの森に枯葉剤が巻かれる様子など・・・
私もお母さんやダンナより少し年下なので
ピューリッツァー賞のナパーム弾から裸で逃げる少女の写真や
キャパ、澤田教一、一ノ瀬泰造など
大人になってから詳しく知ったこと

お母さんの年齢にしては、お子さんが少し遅いのでは?
「お父さんは7年戦争に行って、
私も2年戦争に行きました
お父さんは、それから大学に行ったから」
日本語も英語も話さないお母さんの言葉を
娘は、まだまだ未熟な日本語で訳してくれます
その娘さんは、よく私に抱きつきますが、
大らかで人懐っこい笑顔と柔らかな感触は
私にはないもの

「どうかしたら、うちの生徒、日本は戦争に勝った!とか、
それくらい知らないですから!」
先日、スリランカの学生さんがお話に行った高校の先生は言ってました
ベトナム戦争も、第二次世界大戦も、遥か遠くに・・・


きっと初めて海外に出たベトナムのお母さん
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正直、身振り手振りも通じませんが(笑)
会えば、お互い通じない言葉で挨拶をし、何度もお辞儀をし
今日も、朝は公園に出て、
夕方には、お風呂場で腰を曲げて、手で洗濯をするのでしょう
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by stefy3 | 2008-08-29 07:47 | レトロなアパート