通り過ぎる風

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続・コロンボ フォート駅で

「S君と連絡が取れてインタビューするんですが
アパートではマズイようなので、そちらで・・・
いいですか?」
・・・また片付いてなくてイヤなんだわ。。。(笑)
そんなことで、先日のフォート駅での自爆テロ出なくなった友人の話の取材があった

S君は、バイトとバイトの合間にやってきた
2時ごろbomb blastがあって、
共通の友人がすぐにコーチをしている友人の携帯に電話を入れたが、
返事は警察からで、
すぐに病院に行くと集中治療室で、彼は亡くなっていた と
「だからオレはすぐに知った」 と言う事らしい
キャンディーでの試合の帰り
その時間より早い電車で帰ったメンバーや
試合がまだあって5時の電車で帰った人々は難を逃れた
亡くなった一人はタミル人のメンバーだった
「タミル人でも、みんなは悪くないね
タミル語が話せなかったら英語で話すし、
タミル語で話せる人は、タミル語で話をするよ」

2月4日、翌日が英国からの独立60周年を祝う記念行事があったからだろう と
「オレが学生の時、毎日行った駅だからね
こっち側にcafeがあって
女の子はアイスクリームを買いに来てbomb blastにあった」
12歳の子だった


日本語でも重箱の隅をつつくように探せば
そのニュースは書いてあるけれど、
遠い国の話は
何人死んで、何人の負傷者が出たとか
そこに人のニオイはない
この話を聞いて、TV局の人が
キー局から映像を送ってもらおうと言ってたが、
you tubeは使えないんだな・・とつぶやいてたのは、
映像がないのかな

私たちが見ていた映像には
立派な体格の青年が 真っ白なベッドに 腕を組んで横になって
若い奥さんと1歳半になる男の子が側にいた
「なにも分からないね
オトサンがどうして寝てるのか・・・」

真っ白なベッドが並ぶ3つめか4つ目は棺だった
「これは・・・」
「見せられないね。
多分、首がないとか、バラバラだったり」

インタビューの最後に何が一番欲しいですかと聞いていた
「peaceね
シンハラ人も、タミル人も、モスリムもクリスチャンも、
みんなpeaceが欲しいね」と笑顔で答えた
大抵のスリランカの学生、
スリランカに限らず多くの途上国からの学生に
「就職は日本でしますか?」と聞くと
こう答える
「日本で経験をもらって
帰って自分の国と日本のための仕事をしたい」
そうだね、
サミ君も日本からの沢山のODAなんかを
今日食べるための千円じゃなくて、
自分達で千円稼げるように使いたいと

TV局の人達が帰った後
S君がbomb blastの瞬間の映像を見せてくれた
オフィスに入るドアの前に並ぶ人々
一番前には、髪をきりりとまとめ、品のいいシルクのサリーを着た
映りの悪い映像でも分かる美人でしかも若い
次の瞬間、オフィスの部屋の中
デスクの一番前にいた彼女が飛んで倒れた
「きっとボディーチェックが入って
次の人か後ろの男の人が怪しいね」
you tubeには国の今を伝えたい映像が沢山あった

彼は
部屋が汚かったからじゃなくて
誰か、
その話に寄り添って欲しくてここにしたかったんだと思った
「今から商店街の集まりで今夜は鍋だから
そこでご飯食べさせてもらってバイトに行ったらいいよ」
「あんまりお腹いっぱいになると朝6時まで眠たくなるよ!」と笑って
初めての日本の鍋や旨煮を食べてバイトに行った
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by stefy3 | 2008-02-24 07:15 | 取材など