「お誕生日は いつ?」
私が聞いておきながら、すっかり忘れていました
あわてて前夜ココアスポンジを炊飯器で焼いて寝ました
居るかしら?と思って電話をすると、
「忘れていたわ~!あなたの電話で思い出したわ!」っと笑っていました
届けると、自分より先に娘の口に
ピンポーンと近所に住む同じバングラディッシュの学生さんの奥様も
プレゼントを持ってきました
入れ違いに帰ろうとすると、
「ちょっとこれ、食べてって」とお友達が持ってきてくれたご飯を
よそってくれました。
タッパーの蓋を開けると、いい香り。カルダモンの香りでしょうか
「テハリよ。
テ・ハ・リ!」
「何か、お祝いの時のご飯なの?」
「そうそう!」
「スパイスは?」
「いろいろ。自分でそれぞれあわせるの。ジョイフルとか・・・」
「グリーンカルダモンと、ブラックパッパーと・・・」
「それは・」
食べないのよ。よけて!とお友達が言う前に、
「彼女は、辛いの平気なのよ~」と今日の主役が言ってくれて、笑いました。
テンションがあがっているらしく、
「コレは日本語で、トマト!」
「コレは、キャベッジ!」
「ちゃうちゃう!これは、ニンジンや~ん」(笑)
とお皿にサラダをのせてくれます
インドのビリヤーニみたいなご飯で、ご飯もバングラディッシュのお米で、
お肉はハラルのラムでしたが、臭みもなく、スパイスも柔らかくてとても美味しいご飯でした
ビリヤーニは、人が沢山集まる時の特別なご飯で、昔我が家に初めてインドの学生さんをお呼びする時に、その時住んでたインド人のご夫妻が二升も炊いてきてくれました。これに、パニールのカレーが付いたら、インドの結婚式のようと言います。
御主人からは、誕生日に何かあった?っと聞くと、
ないわよ~(笑)と。
お友達と私と二人お祝いできてよかったわっと言うと、
ケーキはとっても嬉しかったわと。
私こそ、テハリが食べれて嬉しかったわ!とお友達にもお礼を言って、
娘さんがアニメを見ている隙に、そっと帰りました。