通り過ぎる風

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コーヒーをもう一杯

その電話の青年は、何と言うか、ちょっと変わっていた
悪いと言う意味ではなく

スイス人の学生さんが部屋を探している
自分は友人です、と言う電話が最初だった
こちらの部屋の様子や、我が家の場所をお話して、一度一緒に見にいらして下さいと言った
「あなたの携帯の番号を伺ってもいいかしら?時々、留学生さんは、時間通りに見えなくて・・」
前に見に来るはずだったメキシコの学生さんは3時過ぎの約束で、ダンナは夜7時まで待っていた

「ボクは必ず連絡します。」そう言って、番号を教えてくれた
その晩のうちに、もう一度電話があった

声の大きな人だった
少し歳のいった一年生だった

一応の説明をして部屋に案内すると、
「ここ、前はAの部屋だった所ですね。ボク、来たことがあります」と
なんだ、そういうことだったのか
スイス人の学生さんも日本語の私の説明を分かってるらしいが、彼は英語で説明してくれていた
「部屋にあるのは、使ってもいいんですか?」
「私たち、ホストファミリーもしてまして、寮からいらっしゃる方は、家具とか持ってないのを知っていますので。TVも映ると思いますよ」
彼は、さっそく、スイッチを入れて見てみた

「必要がなければ出しますし、それはまた引っ越す時に」
「いいなぁ~オレの部屋よりいいなぁ~」
スイス人の学生さんも気に入った様子だったけれど、彼は
「返事は2~3日してからで、いいですか?2~3日彼女も考えてから」
指差し確認をするようなところがある人だ
我が家にも、一人居るので、そういうキャラクターには敏感なのである(笑)


残念ながら、ベトナムの学生さんが契約を済ませた後に、スイス人の学生さんが見えられて、あれから2週間も経っていたから、ごめんなさいね、と言ったと後日彼にも伝えた

後日と言うのは、これが縁で、彼が関わっているBEPPoo!!と言うウェブサイトの取材に来たからだった
チョコレートケーキとコーヒーを出したら、コーヒーが大好きだと、何度も言った
今時、コーヒー一杯で何度も感謝されるようなことはとてもこそばゆく、一杯のかけ蕎麦の時代じゃあるまいし、などと思ったりもした
若いのに、何でも良く知っていた
若いのにというのは、1973年のことも知っていたからだった

「オバチャンの名前は、なんて読むんですか?」「オバチャン!?
確かに私たちは、彼らの御両親の年齢(笑)

押しが強いと言うほどもなく、いや、日本人にしてはハッキリしているけれど、
外国人のように主張するばかりでなく、なんていうのかクリアーな人なんだわ

どこで育ち、どんな過去があったのか・・・それはどうでもよいこと

あの時、どうしてコーヒーをもう一杯いかが?と聞かなかったのか・・・
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いつか また どこかで会って、コーヒーをもう一杯

記事は こちらに
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by stefy3 | 2007-03-06 07:44 | 取材など