通り過ぎる風

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近所の大学の誕生物語の本

娘の机の上に1冊の本

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借りていい?  いいよ

お母さんとお父さんの事も載ってるかも・・・読んだ?

えっ??

読売新聞 の大学への取材で、我が家も、と大学の広報・企画の方から電話があった同じ頃、
2010年4月に開学から10周年を迎えるに当たり本の出版を予定しており、
我が家の家族と学生さんたちとの交流についても、
是非地域交流の章に紹介したいと原稿が来た


あれから10年になるんだね~

いいとか、悪いとか、治安が心配とか、お金持ちの子が来るんだろうとか・・・

我が家の夕飯時に毎日来た学生さんもいたね~
お風呂から裸んぼうで飛び出してくる娘が、
「学生さんが来たよ!」って言うと、汗だくでパジャマを着て出てきた(笑)
毎週休みの日の夜、お風呂も済ませてパジャマで大学の寮に連れて行って、
いっぱい遊んでもらって、帰りは眠っていた
寮ではこんな田舎で、不思議?な、怪しいニオイ?の日本人にも会った
向こうも変なヤツと思っていただろうね(笑)
地域の人々も、我が家同様、一生懸命だった
あの頃の留学生は、大人だったし、
日本人の学生さんも
「私には、夢があります」
「僕らが歴史を作ります!」

10年経って、学生の気質が少し変わってきたけれど、
それはそれで自然な事で気負いや肩の力が抜けて経営的にはいいことなのかも
今でも「所詮僕らは田舎の三流大学ですから・」
と言って就活に出た日本人学生さんも
50社100社とめげずに頑張る力があって、ちゃんと一流企業に内定した
我が家と仲良くしていた学生さんも、
住友、三井、三菱、ミズホ、日産、ダイハツ、パナソニック、三洋、東芝、イナックス、アップル、ソニー、野村、富士通、信越化学、日揮、旭化成、YKK、日商岩井、千趣会、公文、カタール航空、エミレーツ、ラカバーン工科大学、Fコープ、大分銀行・・・おっと、アサヒビール^^
私のような普通のおばちゃんなどため息しか出ないような錚々たる企業ばかり


ヴァルマ先生が亡くなってデリーからの学生が激減し、
インド人学生の歓迎会は出来なくなったけど、
スリランカの学生さんの歓送迎会を手伝うようになった
寮からの引越しは100回位手伝ったが、
今はそういうことをビジネスにする会社も出てきたし、
中古屋さんも沢山見かけるようになった
リサイクル法がはじまる前、我が家のガレージは
地域の方から、学生さんにと頂いた冷蔵庫、二層式の洗濯機が沢山あった
ベッド、子どもの机、こたつ、古着なども・・・
場所がないほど(笑)

相当無茶をした(汗; 爆!)
私はダンナに 「そこまでせんでもいいやん!」と言い、
ダンナは私に 「アンタが一人でできるかい!」と(笑)
激論の結論は
何も求めない、何も期待しない、ありがとうさえ言えない留学生もいる中
いつかわかってもらえたらいい
10年の月日一陣の風のように過ぎ、楽しかった事、笑える事ばかり


私たちも、英語もできない、外国人と言えばアメリカと言う程度から、ずいぶん勉強になった
一番困ったのは、最初に付き合いが始まったインドの食生活をまったく知らなかった事
ベジタリアン、ノンベジ、卵も食べないベジタリアン、
聞いた事もないスパイス、インド料理を作って学生さんを喜ばせるのが楽しかった

当時スチューデントオフィスのスタッフのNさん
最初にインドのバイト生を使ってくれた当時の城島後楽園遊園地の方々
そこに口利きをしてくれたMさん
ホストファミリーになってくれた知り合い
学生さんを遊びに行かせてくれた知り合いのお宅
その時、物陰からインドの学生さんを見ていた少年は
ずっとここに行きたいと、今春この大学に入学した
本には載らないけど、我が家にもたくさんの方々の協力があった

きっとこれからの10年も私たちは留学生の隣にいたいと思う
ダンナの10年前からの口癖は
「この町が彼らの第二のふるさと」

昨日も、アパートの掃除をしていて、
ベトナムの学生さんと1時間もおしゃべりしてしまった
たわいない話で大笑いしてきた 


本は3日経っても、涙ですすまない(笑)
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by stefy3 | 2009-04-22 07:54 | 取材など